パイクブラザーズによるミリタリーアイテムの中でも特に人気が高く豊富なバリエーションを展開するのが、この“N1 デッキジャケット”です。ミリタリー&アメリカンカジュアルをご愛好される方々ならご存じの一品、ドイツ発のパイクブラザーズ版N1もぜひいかがでしょうか?
商品年号にありますように、N1デッキジャケットは1940年代は第二次世界大戦時中に最も活躍したアメリカ海軍要員用ジャケットです。船の甲板や戦場の極寒の中、強風が吹き荒れるような過酷な環境下において兵士たちに身を守り十分な戦力を発揮できるように開発されました。そのため、耐久性と防寒性を両立し、さらには防水性に防湿性も高い屈強な真冬着に仕上がっております。
構造は外層を分厚く屈強なコットンジャングルクロスとし、ウールの裏地を組み合わせております。旧時代に開発された防寒着のため、現代的な軽く温かいジャケットとは違い、分厚くずっしりと重みを感じて鎧のようです。その分、外傷から身を守る信頼感も非常に高く、戦場で活躍したのも納得な防御力を発揮してくれます。襟にはウールボアを備え珍ストラップで首元をしっかりホールドします。フロントはタロンジッパー&大きいボタンの二重構造で風を防ぎグローブ着用でも開け閉めしやすくしています。また長時間着用による蒸れを軽減するために脇にはベンチレーションが備えられています。手首にはリブ、腰にはロープを絞ることで密着度を高め、当然ながらすべてのディテールに目的が備わっています。
伝統と歴史を尊敬するパイクブラザーズらしく、この度のN1はカラーネーミングを“オマハ”としました。これは1944年6月6日“Dデイ”、連合軍がドイツ軍と戦うためにフランスへ上陸した、いわゆるノルマンディ上陸作戦の際に用いられた海岸のコードネームで“オマハビーチ”から由来しております。外層ジャングルクロスを伝統的なカーキ色、裏地ウールをダークブラウン色としました。
今では私たちが本物の戦場でN1を活躍させることは無いことでしょうけれども、各々の戦場(ワークやホビー)で存分に、極寒中の友として活用してください。新品のN1の良さを最大限に生かせる手段が、私たちが今後何十年も着こんで歴史という損傷を与えていくことです。
・密に織られた両面ジャングルクロスの外層360g / sqm(綿100%)
・ウールの裏地500g / sqm(100%ウール)
・ヴィンテージの1940年代のベル型タロンジッパー
・忠実なラベル
・適切な1940年代のラウンドニットウィンドカフス
・スタンドカラー
・トルコ製